「Wednesday Worldview」の週刊版では、価格変動の日々の動きから一歩戻って、マクロレベルで国際的な見通しを評価していきます。今後形成され、成長していく世界中の金融トレンドについて噛み砕いて取り上げていくことを目指しています。

米国市場では、月曜日に米国株式市場にて価格の上昇が見られました。これらの利益は、前週からの損失の一部を取り戻す手助けとなりました。これらの利益の大半は、航空会社やクルーズ、メーカーなどの輸送業界によりもたらされたものです。米国株式市場における短期的な信頼性が高まったことに加えて、5月の保留となっていた住宅販売は45%近く急上昇しました。これらのことはいずれも経済の復活を示すものでは特にないということを理解しておくことが重要です。しかし、アメリカにおけるこの経済的回復力は、COVID-19の「第2波」の警告が再び経済を脱線させる恐れがあるため、軽視することはできません。

仮想通貨市場に関しては、先週末に価格がつまずいた後、市場は回復を試みているようです。ビットコインで取引されるデジタル資産の大部分でドロップオフが発生し、オプション市場にて期日の記録的額が出た6月26日の後、ビットコインは9,000ドルを下回りました。世界的に取引され、常にオープンな仮想通貨市場では、このような週末の大きな動きは異例ではありませんが、これにより、他の金融業界との比較が少し難しくなります。投資家は依然として、ビットコインと他のより広い従来の経済との間に相関関係があるかどうかを調べています。

グリーンバック(USD)は、円やフラン、さらにはGBPを含む、従来から安全で避難所のような存在として知られているすべての通貨に対して上昇を続けています。以前から信頼の厚いGBP / USDのペアは、月間の安値が1.2251に落ちました。ブレグジットの議論が続くにつれてこの月間低価格も続いており、ヨーロッパ全体の経済全体に波紋を広げ、大陸全体に不安をもたらしています。

この大陸に広がる不安は世界経済全体に響きわたり、WHOのテドロス事務局長は「最悪の事態が到来するだろう」と述べています。従来安全な避難所とされる資産である金は、1トロイオンスあたり約1,770.00ドルで引き続き安定しており、昨年から見ても大幅に増加しています。今後12か月では、バックグラウンド(またはフォアグラウンド)に潜むCovid-19に対する不安により、投資家が「より安全な資産」に移行し続ける光景を目にすることとなる可能性が高いでしょう。

市場投資家および市場トレーダー間に、恐怖と悲観がただよっていることは明らかです。この状況を考慮すると、批判的な思考によって合理的な意思決定を行うのはたびたび困難になると思われます。そのような場合には、以下の偉大な投資家が信じる不安定な市場の力を思い出すと良いでしょう。

ジョン・テンプルトン卿

「投資の最初のルールは『安く買って高く売る』ことですが、多くの人々は株価がさらに下がるのを恐れて買うことを恐れています。あなたは次に、「いつ安く買うタイミングはいつか?」とたずねるでしょう。答えは、そこに最大の悲観があるときです。」

ウォーレン・バフェット

「あなたは陽気なコンセンサスのために非常に高い価格を支払います。それは投資家が行う経済ではなく、投資家自身なのです。実は長期的な価値の購入者にとって不確実性は良き友人です。」

リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。


免責事項:Overbitのウェブサイト、ブログ、ソーシャルメディア、またはその他のプラットフォームのコンテンツは、特定の国や地域、およびその居住者を対象としたものではありません。 Overbitのプラットフォームにアクセスする前に、お住まいの国または地域の該当する規制を確認してください。