スペインで新たにフィンテックテストベッド開設

本日のOverbit Round Upはスペインの話題から始めます。

スペイン上院は仮想通貨・ビットコインセクターの新しいフィンテックテストベッド(実証実験に使用されるプラットフォーム)の立ち上げに関する投票をおこない、262-0で賛成可決しました。

このテストベッドでは、企業が仮想通貨関連のプロジェクトを立ち上げることができるようになります。

さらに、当局はいわゆる「サンドボックス」を調整する規制委員会の設立に取り組むことになります。この委員会は、審議中に専門家を招いて意見を述べる権限を持ち、プロトコルや標準の作成と規制、テストベッドプロジェクトの進捗状況の評価を担当することになります。

スペインでのテストベッド設置についての議論は2017年から始まりましたが、この承認により、スペインの仮想通貨とフィンテック分野にとって大きな一歩となります。中央政府がデジタルマネーを非合法とするのではなく前向きに捉え、関連機関を構築する傾向が続いています。

シルクロードビットコイン問題

米国政府が今週火曜日に押収した数千枚のビットコインの没収を求めて訴訟を起こしています。

これらのビットコインはシルクロード市場にリンクされており、ビットコインを保持しているアドレスは2015年に現在は機能していない仮想通貨取引所BTC-eに最後に転送されて以来、休眠状態になっていると米国司法省は述べています。ブルームバーグによると、当局はこのアドレスにアクセスした不明のハッカーからビットコインを押収し、現在はオークションにかけられて市場供給に復帰する可能性が高いといいます。

今回の押収では、ほぼ同額のビットコインゴールド、ビットコインSV、ビットコインキャッシュも同アドレスから回収されました。これらは個人のオークションに出品される可能性が高いため、市場に大きな影響を与える可能性は低いと思われます。とはいえ、トレーダーや投資家はオークション自体に注意を払う必要があります。

外国為替市場

最後に外国為替市場について取り上げます。

欧州

ユーロは現在、ヨーロッパ中のコロナウイルス第2波の持続的な脅威によって混乱しています。Covid-19に加えて、Brexitの交渉はあまり進展はなく長引いています。

ここ数日は全体的に楽観的なムードが漂っていましたが、Covid-19とBrexitのテーマを背景に、GBP/USDは1.33から1.32へと下落しています。

米国

米国大統領選挙は重要な州での再集計について米国の地方裁判所、州裁判所、連邦裁判所で言及されていることから、まだ不安が残っています。

現在から1月21日までの間のこの移行期間は、おそらく市場を全般的に不安定にすると思われますが、確証はありません。

金(GOLD)

XAU / USDは引き続き安定していますが、1,860ドルの価格帯で取引が続いているため、現在、金の大きな買い手は見られません。

デジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインが2020年は大きく上昇していることに比べて、ゴールドのサイクルは今年初めの2000ドルの高値を突破した以外は、かなり鈍いものでした。

市場は正しい方向を探しています。2021年には市場の方向性が明確になることを期待しつつ、Overbit.comはユーザーに自由なプラットフォームを提供し続けます。