2月以来、初めてビットコインが42,000ドルに触れ、最大20億ドルの取引ポジションが清算される結果となりました。この下落は、テスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏と強硬派のビットコイン・コミュニティが、マスク氏の社会的な力を試すために争ったことに端を発しているようです。

2月に15億ドル相当のビットコインをバランスシートに追加したテスラ社が、電気自動車の購入時のビットコイン支払いを受付中止することを、最近マスク氏はツイートしましたが、同氏はビットコイン決済を取りやめる理由として環境問題を挙げています。

「テスラはビットコインを使った車の購入を中止した。ビットコインマイニングと取引における化石燃料使用の急激な増加を懸念している。特に石炭は二酸化炭素の排出量が最も多い。

仮想通貨は多くの点で素晴らしいアイデアであり、未来を実現するものだと信じている。だが環境に大きな代償を強いることはできない。

テスラはビットコインを一切売却することはしない。マイニングがより持続可能なエネルギーに移行したら、すぐに取引に使用するつもりだ。またビットコインの1%未満のエネルギー/トランザクションで済む他の暗号通貨も検討している」

従来より、マイクロストラテジー社のマイケル・セイラーCEOが経済界のビットコイン支持派第一人者として知られていましたが、イーロン・マスク氏が電光石火の如く現れ、そして多くの批判を受けました。声高に批判しているのは、『Bitcoin Standard』の著者であるSafedein Ammous氏、『What Bitcoin Did』のホストであるPeter McCormack氏、Morgan Creek DigitalのAnthony "Pomp" Pompliano氏などでした。

マスク氏はどんな問題でも後戻りをしないことで知られていますが、今回、さらに、ビットコインネットワークが高度に中央集権化していることを引用して、更に声高に発言しました。

5月16日(日)にMcCormack氏のツイートスレッドで、ドージコインがビットコインよりも中央集権的であると言及した回答者がいたことに対し、マスク氏は次のように述べています。

「ビットコインは実際に高度に中央集権化されており、一握りの大規模マイニング企業(ハッシュ企業)によって大多数がコントロールされている。新疆ウイグル自治区の一部の浸水により、ビットコインのハッシュレートが35%低下した。これはビットコインが非中央集権的だと言えるのか?」

米国の人気テレビ番組サタデーナイトライブで、スーパースターゲストとして登場した同氏はドージコインに対して「ハッスル」と軽口を叩いていたにも関わらず、最近のツイートでは、ジリ貧のビットコインに代わるものとして、ドージコインを検討している可能性が示唆されています。

「ドージコインがブロックタイムを10倍にし、ブロックサイズを10倍にし、手数料を100倍下げること。そうすれば、圧倒的に勝てる」

マスク氏のこうしたネガティブなツイートにより、大規模な売りが発生し、その結果最近の4月13日の最高値63,500ドルから少なくとも28%の価格下落が発生しています。しかし、現在の市場の落ち込みは、2017年のブルシーズンの期間にはまだ及ばないため、ブルランの終わりを示す明確なシグナルではありません。

ブロックチェーンと仮想通貨の分析プラットフォームであるGlassnodeのデータによると、現在のブルランの期間は約200日であり、2017年の1年間のブルランに比べて比較的短いものとなっています。

リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。

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