フロリダ州に於いて、とある遺族が「家族だった故人がビットコインの生成に貢献した」と主張しており、裁判沙汰となっている事件についてご紹介します。

ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトの身元について、長い間、様々な憶測を呼んできました。サトシ・ナカモトのビットコインは、640億ドル以上の価値があると推定されています。遺族は、隠されているそのビットコインのうち、半分に相当するビットコインを取得させようとしています。ビットコインの創始者とその投資にまつわる謎に対して、フロリダ州で訴訟が提起されています。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、亡くなったデビッド・クレイマン(David Kleiman)氏の遺族が、「我々の亡き家族は、クレイグ・ライト(Craig Wright)氏の助けを借りて、共同でビットコインの発明に貢献した」と主張していることについて報じています。

一方、ライト氏は過去5年間にわたり、ビットコインを発明したと主張してきましたが、その所有権を証明する証拠を提示したことは一度もありませんでした。しかし、本当に発明した者なら、約110万BTCに相当するキャッシュのほんの一部でも送金するか、アカウントを管理する秘密鍵を用いることで、簡単に身元を証明することができるのではないでしょうか。

2008年、サトシ・ナカモトと名乗る人物は、分散型「デジタル通貨」システムの概要について記された、9ページに渡るホワイトペーパーを公表しました。ビットコインの生みの親であるサトシ・ナカモトの身元について、これまで推測の対象となってきました。とりわけ、ビットコインの価格が上昇することで、彼らのプライベートの財産が増えるにつれて、その身元についての憶測が大きな話題となりました。今月初め、ビットコインは史上最高値である6万9,000ドル超を記録しています。

訴状によると、「ライト氏はホワイトペーパーの作成のためにクレイマン氏に連絡を取り、その後に2人で仮想通貨を立ち上げた」と陳述されています。クレイマン家の弁護士であるヴェル・フリードマン(Vel Freedman)氏は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に対し、「100万ビットコインを作成し、マイニングするためのパートナーシップがあったことを示す証拠になると信じています」と述べています。他方、The Journalによると、「被告代理人は、ライト氏こそがこの通貨の唯一の創造者であることを示す証拠を提示する」とのことです。

ビットコインには設立当初から多くの名前が付けられてきましたが、発明者や創設者が公に名乗りを上げようとすることはまずありませんでした。目に見える組織や人に属さない非中央集権的な貨幣の鋳造は、ビットコインの核となるコンセプトの一つです。サトシ・ナカモトの身元が明らかになれば、こうした基本的な価値観が侵害されることに繋がります。

ビットコインネットワークのハッシュレートが5月に記録した過去最高値に迫る

ビットコインの価格が6万ドルを大きく上回って推移する中、ビットコインネットワークのハッシュレートは、184エクサハッシュ(EH/s)超に上昇しています。このレベルになるとマイニングマシンの費用対効果が大幅に向上します。

4年以上前に開発された8テラハッシュ(TH/s)超の処理能力を持つ旧世代のマイニングマシンでも、現在の価格推移により、主要な仮想通貨をマイニングすることで毎日利益を得られるようになりました。ビットコインのハッシュレートは、イーサリアムのハッシュレートに新高値で肩を並べています。ビットコインのハッシュレートは、2021年11月15日に184 (EH/s)まで上昇し、2日前の11月13日よりも17.19%高くなっています。

ビットコインのハッシュレートは、2021年5月9日に記録されたオールタイムハイ(ATH)となる191 (EH/s)に接近しています。coinwarz.comの統計によると、今日のビットコインのハッシュレートの測定値は、ATHを超えるまであと3.8%ほどだったといいます。

イーサリアムは、マイニングリグによるマイニング収益が、ビットコインマイニングのためのデバイスによる収益よりも上回っており、最も収益性の高いASIC(半導体集積回路の分類の1つ)であると言えます。今日のビットコイン価格では、市場に出回っているSHA-256アルゴリズムのマイニングマシン3台で、1kWhあたり0.12ドルの電力を消費し、1日あたり36ドルの収益を出すことができます。

asicminervalue.comによると、現在市場で最も収益性の高いビットコインマイナーは、「Microbt Whatsminer M30S++」、「Apollo B2」、「Bitmain Antminer S19 Pro」となっています。トップのマイナーが最高の収益を得ている傍ら、2016年の旧式のマイナーもまだ利益を得ています。

仮想通貨の世界が大きくなればなるほど、ビットコインの優位性が維持されていくようです。

リスク警告:信用取引は資本に高レベルのリスクを伴うため、失うことができる金額でのみ取引をすべきです。信用取引はすべてのトレーダーに適しているとは限らないため、関連するリスクを完全に理解していることを確認し、必要に応じて専門的なアドバイスを求めてください。
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