コインベースがついにナスダックへ上場。当日終値の時価総額は654億ドル。

長い間待ち望まれていたコインベース($COIN)が、4月14日(水)正式に米ナスダック株式市場に登場しました。

この日はまさに仮想通貨業界における最も重要なランドマークの一つであり、フィナンシャルタイムズ誌が言う「仮想通貨の青春時代」と言えるでしょう。コインベースの上場はIPOではなくダイレクトリスティングであったため、新規株式は発行されておりません。初期の投資家たちが市場で株を次々と売却したため、コインベースの株価はゆっくりと下降していきました。しかし、水曜日の終値は時価総額654億ドルに達しています。

フィナンシャルタイムズ誌によると、ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)の時価総額は670億ドルであり、これに迫る勢いです。

コインベースの上場は仮想通貨市場の透明性と正当性をもたらすだけではありません。1,700人の従業員と約6,000万人の登録ユーザー、2020年の第1四半期から800%増加した約18億ドルの収益。これら公開情報によって誰もがコインベースの経営の内側を見ることができるようになります。

コインベースの上場から引き出せるストーリーラインは無数にありますが、一つ確かなことは、今回のコインベースの上場は、間違いなく仮想通貨のメインストリームの初期の特徴の一つとして今後何年も語り継がれるでしょう。

カナダ初のインバース・ビットコイン上場投信(ETF)がトロント証券取引所に上場。

米国は依然としてビットコイン上場投信(ETF)の承認に消極的ですが、カナダ初のインバース・ビットコイン上場投信(ETF)が4月15日(木)にトロント証券取引所にデビューします。

Horizons ETFは、投資家がビットコイン先物のショートポジションを取れるようにするファンド(ティッカー:BITI)を立ち上げました。リリースによると、CFRAリサーチのETFリサーチ・ディレクターであるトッド・ローゼンブルート氏は、以下のように述べています。

「多くの投資家がビットコインへの投資に興味を持っているが、現在価格は適正と感じておらず、投資のタイミングを伺っている。そういった方々にこの新しいETFは投資機会を提供します。」

米国では、ビットコインETFに最初の承認を受けた会社は大量の投資家ニーズを受け入れることができる為、フィデリティ・インベストメンツ社やギャラクシー・デジタル・ホールディングス社など、少なくとも8社が候補に名乗りを上げており、米SECの目の前には提案が山積みとなっています。

2013年以降ビットコインETFの申請はすべて価格操作や違法行為への懸念を理由にSECに却下されています。一方、カナダの当局は米国の当局に比べて寛大で、ビットコイン、ブランクチェックビジネス、サイケデリック、マリファナのETFを承認しています。

今回承認されたHorizon BetaPro Inverse Bitcoin ETF(HBIT)は、"ビットコイン先物への長期想定投資へのエクスポージャーを通じて長期的に生成されるリターンを再現し "インデックスの逆方向の日次リターンが100%となることもあるとのことです。

Horizons ETFsの最高経営責任者であるスティーブ・ホーキンスは声明の中で以下の通り述べています。

「HBITとBITIの購入は、ブローカーを通じて株式やその他のETFを購入するのと同じくらい簡単で、投資家が個別に仮想通貨口座を開設する必要はありません。」

様々な国が「クリプト革命」に負けないよう、規制の変更を歓迎していることは明らかで、米国は今のところ他の国とは対照的に慎重に振る舞っているように見えますが、今後の動きにも注目が集まります。